2014/06/04

酒と煙と薔薇と薬草

スモークツリー。去年は植えつけたばかりでほんのちょっぽしだったので実質今年が初開花。まだ八分咲くらい?満開時がよくわからんけどもうちょい煙々しくなるような、、?白なのか緑なのかよくわからんし。。。。

だんだん深森みたいになってきたお庭の一角。シダやらコケやらなかなか情緒あふれる趣ですが、その反面藪蚊が多すぎるのが玉にキズ。蚊アレルギーの気がある僕は誰よりも早くそして誰よりも多く蚊に刺されまくります。500円玉よりも大きくプクーーーーと腫れ上がり見た人皆が超びっくりするし、軽くブワッと蕁麻疹っぽく鳥肌がたちあまりの痒さに少々過呼吸気味になります。時間にするとだいたい20分くらいの発作なのですが、ほんとにもう何もできなくてのたうち回るほど痒いのでその20分が永遠の長さに感じられます。藪蚊にちょいと一刺しやられるよりもケムシにがっつりやられるほうが僕にとっては全然マシ。

至るところから木も生えてきて初めはビックリしました。木ってこんなに普通にニョキニョキと生えてくるもんなんですね。数年放置すれば雑木林をとおりこして完璧な森になります。

これなんてハナミズキなんじゃないかなーと思っているのですが、、。
そういえば先日の千本高原キャンプ場でも足元を見れば楓っぽいのがワラワラと芽吹いていました。放っておくとあっという間に森に戻っちゃいますからねーキャンプサイトの運営も楽じゃないと思うのですが、どこも価格破壊でありがたい限りです。

庭の一角にある嫁さんのバラ園です。ただでさえ虫のつきやすいバラ科の植物なのに、何十本も・・・その上隣にはこれまたバラ科のカリンの大木があります。同科の植物ばかりだと集まってくる虫にも偏りがでてきてあまりよろしくありません。それに人間の嗜好の追求によって品種改良を重ねられたバラは野菜のF1種と同様、おどろくほどよわっちい。好かん!!!!

そんなバランスの崩れたバラ園だったのですが、嫁さんがベニシアさんにハマってくれたおかげで、最近とってもいい感じになってきました。知らないうちに到るところに様々なハーブが生息しています。あらいい香りでいいお色♪なかなかグッジョブじゃないの。
ハーブたちはなんといっても強靭さがウリです。放っておいても雑草に負けて消えてなくなるなんてことはまずありません。ものぐさな嫁さん(僕もものぐさだが)にはピッタシですね。

ここにもなんかいろいろいますねー。あいにくハーブにはあんまり明るくないのですが雑草との違いは一目瞭然。なんか葉がかわいいです。
ベニシアさんのハーブレシピがこれまたすごくって、普段の料理にちょっとハーブがはいるだけで驚きのお味に!!去年つくったレモンバーム入りの梅酒なんて超絶品でした!!ベニシアさん、イギリス人なのに、、、料理上手なんて、、、、びっくり!!!(イギリスは世界で一番メシマズな国だと思っています僕的に。絶対に行きたくない国No.1。)

花よりも葉つまり緑が好きな僕ですが、こうして見てみるとやっぱり綺麗だなーと言わざるをえませんな。

デカいとグロいのでこういうシンプルなのがいいです。

この写真はもちろん我が家の健康なバラですが、先日とある海岸線の瓦通りの某有名バラ公園を訪れました。一年で一番草の勢いのあるこの時期に、草の芽ひとつ、アリの子1匹として見当たらない不健康そうな色をした土にバラが何千本もズラーーーっと並んでいました。農薬にまみれているのが一目瞭然なその異様な光景に少々げんなりしつつも、「まぁ花は綺麗だから・・・」と言い聞かせつつ歩いていましたが。
そこで、わーびっくり!!なんとバラの花に身体を突っ込んでそのまま死んでいるミツバチがあちらこちらに!!!!あ、ありえん!!!!
蜂群崩壊症候群(CCD)なんてことがこんな田舎でも起こっているんじゃないかと思ってしまいそうな衝撃の光景でした。さすが世界一の農薬大国日本。生活のかかった農家ならまだしも、ここでミツバチが即死してしまうほどの農薬をまきちらす必要がほんとうにあるのか。。。ただでさえ減少傾向にあるミツバチが、本当にいなくなってしまったらどれほど大変なことになるのか知ってて殺しまくっているのか。。。。。。。

話は変わって最近あけて美味かった酒。プリマス・ジンとヘイグ・スコッチ。

元気マンマンのアラサーの頃は、ビール一辺倒で他はかっこつけて美味いフリして飲んでたようなもんで、、一晩に500ml缶x6なんてバカなことも普通に毎日やっていましたが、アラフォーとなった今は、もうそんなこととんでもない話です。500mlだともう最後のほうはお腹いっぱいで美味しくないので350mlいっぽんこっきりで十二分。あとは蒸留酒をチビチビやります。好みは焼酎、ジン、スコッチ。まぁ、うまけりゃなんでも。醸造酒は片頭痛の大敵なのでビールちょびっと以外は蒸留酒オンリーです。特に赤ワインは天敵、翌日ゾンビになります、号泣。ちなみに冬はビールも不要で湯割りだけでござる。

で先程メシマズだと豪語したイギリスですが、酒はゲキウマ。呑兵衛大国、プリマス最っ高です。
ジンが好きといってもジントニックだとかマティーニだとかそういうやぼったいことはなしで、男はとりあえずロックです。凍らないので冷凍庫にいれて。キンキンに冷えるとトローっとなって。そいつをロックで頂きます。ゲキウマ。別にこれといって酒に詳しいわけではないので、普通に売っててどっかで飲んだことのあるTanquerayだとかBomBayだとかを適当に飲んでいたのですが、たまたま縁あって頂いたこのPlyMouth。別格です。一生飲み続けます♪
次、Haig。最近酒屋がすっごい少ないんですよねー。大手に押されてどんどん潰れていく、、、どの業界も一緒か。そんな中ひっそりとやっている昔ながらの酒屋さんに行って買ってあげるのが、最近の僕的酒の買い方なのです。『暗い商品棚の隅のほうで埃をかぶってあきらかに10年くらいは売れ残り続けているであろうよくわからん銘柄の蒸留酒』を「ラベル汚いし埃つもってるし」でいくらか値引きしてもらって買ってかえるのがオツなのです。10年寝かせりゃたいがい美味いし、たまにこのHaigのような超大当たりに出会える!というわけ。持って帰ってからググってみるのもなんかくじ引きしたみたいで楽しいもんです。

こんなのも延々と家で寝かせ続けています。特に、禁断の酒アブサンのジャパニーズバージョン、サントリー『ヘルメス』、その悪名高き三代目。現在では入手困難なのでまだもったいなくってあけていませんが、いくら不味いまずいといってももうかれこれ15年以上寝かせているので、それはそれで美味しくなってるんじゃないかとかなり期待しています。でも、あけれません。なんのお祝い事であけようかしら???

うちの山には枯れているけど人力ではまだまだ全然びくともしない立木がたくさんあります。
先日ふと思い立ち、それらをジープのフロントバンパーでどりゃぁ〜〜〜〜っとなぎ倒して参りました。
やー、気持ちよくって面白かったー。シシどもがボコボコに穴を掘っているので、ただ山肌に突入するだけでも結構面白くってその上木まで倒せるという最高にエンターテイメントなコース!まさか身近にこんな楽しい特典付きオフロードコースがあったなんて!最悪スタックしてもてめえの山なのでほっときゃいいし.....。あーたのしーたのしーなんておもろい車なんだろうジープって。

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