2011/02/09

奇跡の・・・


奇跡のリンゴでおなじみの木村秋則さんが松山で講演会を行いました。残念ながら僕は行けませんでしたが、3000人も入る「ひめぎんホール」の4階席までぎっしり埋まるほどの大盛況だったそうです。『自然との共存』という切り口に対してそんなに関心が高いなんてなんだか不思議な感じがします。というのも、僕が自然農に切り替えてからもうすぐ2年が経ちますが、その間身をもって実感してきたことが、それが圧倒的にマイノリティだということだからです。自然のこと、環境のこと、健康のこと、もろもろいろいろ考えながらやっているというのにそれが近所のおばちゃんたちから言わせると完全に奇人変人なのだそうですやれやれ。。。。。その奇人変人さんが松山にもまだそんなにいたかと思うとなんだか嬉しくなっちゃいますね。松山も捨てたもんじゃないのかも・・・がんばろー


農薬使用量と癌と医療費の関係だとか、リンゴの木の葉のことだとか、土づくりのことだとか、詳細は各所で取り上げられているので割愛しますが、要するにつまりやっぱりこれなんですよね。。「無肥料、無農薬、無除草」と、言うのは簡単ですが、まさに「言うは易く行なうは難し」なわけで、「・諦めるな!」にひとりで勝手に激しく共感しちゃっているわけなのです。うちの農園の場合は、4号畑(腐葉土畑)という豊作地帯が運良くあったおかげでぼちぼち収穫ができていますし、自然農とはなんたるかというものがおぼろげながらも体感できたりしていますが、もしこれが無かったらと思うとぞっとします。ぞっとするというか下手するともうそろそろ諦めちゃっている頃かもしれません。何年も全く収穫がなく、にもかかわらず諦めないというのは本当にものすごいことだと思います・・・がんばろー

まだまだ全然ダメダメな1号畑と3号畑でもこのくらいはヤッてくれます。小さいけれど自給用としては十分ですしぼちぼちな収穫量もあります。農薬売場で「やれどもやれども全然効かんのじゃ」「じゃぁ今度はこれなんかどうですか」なんて恐ろしい会話をしてそうな前任者が使い倒したこの畑で、ほぼ放置でこれだけ採れるのだったら、家庭菜園的自然農法はむしろもしや難易度が低いのかもしれませんね。(ちなみにキャベツと白菜は1&3号を中心に種下ろししましたがあえなく全滅。4号畑(腐葉土畑)に移植した数株は全株スクスク育ちました。まさか全滅するとは夢にも思いませんでしたが、・・・そんなにも違いがあるということなんでしょうねー。)売り物にしようとするとまたいろいろと難易度が上がってきてアワアワしちゃっています・・・がんばろー

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