2010/12/06

イタい草

このところ、みかんの収穫に追われています。収穫や剪定の際に、邪魔な背の高い草を刈るわけですが、画像のコイツが痛いんです!
草を刈るときは、まず左手で草数本の根元をガシッと鷲掴みにして(背の低い草を刈ることはあまりないということは言わずもがな。)、そうして右手に持った鋸鎌で刈るわけですが、そのガシッと鷲掴みのときにコイツがグサッとささるわけなのです。イタいのなんのって。座って作業しようと思って、ドッコイショっと腰をおろせば、お尻にグサッ!イタいのなんのって。
畑ではあまり見かけなくて、イチジクやみかんの老木の足元にときどきいます。

他にはどこにいるんだろう、とふと5号畑予定地を見上げればそこには大量のイタい草が!!!
これは一体なんて草でしょう?イラクサとは葉形が少し違うし、別にかゆくはならないのでミヤマイラクサでもないだろうし、だいいちここは深山ではないし、、、ムカゴイラクサっぽいのですが、ムカゴが見当たらないし。。。
とにかくこいつはイタいのです。5号畑開墾が思いやられる。。。。

先日、無人販売をはじめました。今のところはみかんだけの予定です。儲ける気などさらさらない、頼むから貰ってくれ的な無人販売といえど、やはりオープン初日はドキドキしちゃいましたわ。
愛媛と言えばみかん。昔、東京の学校に通っていた頃、「愛媛の各家庭には水道の蛇口の横にオレンジジュースの蛇口がついている。」という話が普通に信じられていたくらい愛媛といえばみかん。皆、みかんには困ってないだろうなーと思いきや、これがやってみると予想外に売れ行きがよくって、もっと早くからやればよかったと後悔しているくらいです。愛媛といえど、やはりこんな時代ですから、みかんの専業農家もやはり減ってしまっているのでしょう。売れちゃいます。結構繁盛している温泉の駐車場に面したところにワゴンを置いているのもその理由のうちのひとつかもしれません。ほくほくです。
1袋100円。1袋といっても12号のポリ袋にはいるだけ詰めているので、10〜15個くらい。つまり40〜45個ほど売ってやっとビールが1本買えるという、、、完全に価格破壊です。ま、誰にも食べられずただ腐るよりはいいのではないか、と。

無農薬と言えば聞こえはいいですが、単に放置しているだけ、というのが実情です。放置だからかどうなのか甘いか酸っぱいか旨いか不味いか、食べてみるまで全くわかりません。ま、みかんはみかんなので、不味いっつってもそこそこは食べれるわけで、100円なのでよしとしとておきましょう。

というわけでこのところ、みかんの収穫に追われていて、野菜さんたちは完全に放置です。・・・ついつい余計なことをしてしまうので、他が忙しくて放置気味の方が畑にとってはむしろいいのかもしれません。「何もしなくていいんだよ」、この言葉が自然農の原点だと思いますが、人間にとって「何もしない」ことほど難しいことはないなと感じる今日この頃なのでした。

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