2010/12/08

冬トマト

今日は、年に2回の大仕事の1回目をやり遂げた日。農園とは関係のないことなので山には行っていません。山にも行かず、軽トラにも乗らない日って久し振りです。忙しかったのになんか疲れてねーぞ。。。身体は疲れてないのに、首から上だけ疲れてるこのデスクワーク的疲れ、、、農的暮らしに目覚めた今、この寝付きの悪い疲れ方は大嫌いなのです。『最高の1日』とは程遠い1日、夜更かししちゃいそうだなー。。。。。。。

というわけで体力に余裕があるので、はなに手作りごはんを作ってやることにしました。ここんとこ、ドッグフード漬けだったので。。。彼女はドッグフードをごはんとは認めていないようでして。。。つまり「一体何日飯抜きなんだこのやろ」的な眼で、じっと僕のことを見つめるわけで。。。

鶏肉とカブの葉とごまと先日収穫した例の緑のトマトを揚げ油で炒めました。ごはんと大根おろしとお手製卵殻パウダーをトッピングすれば完成です。
な、なんだかうまそう・・・・。

いつも美味そうに見えるはなちゃんのごはんだけれども、今日のはとりわけ旨そうだ。
「かーさーん、なんかうまそーなんだけど、これー」と嫁さんを呼んで見せたら、おもむろにパクパクと口に入れ、「トマトおいしー」だそうな。う、うそだ。僕は、緑のトマトのお味が気になったので、まず包丁をいれた後、生でガブッと既に食っていたのです。か、固い!生じゃがクラスの硬さでした。うまいわけがない。
「ふーーん」と軽くいなして調理を続けていたのですが、食べて食べてとうるさいので、しょーがなく一口・・・・・・・う、うまい!思ったほど酸っぱくもなく、嫁さん曰く、「マクワウリよりも断然おいしー」だそうな。たしかに!固かったからよ〜く炒めたのがよかったのか、食感はまさにマクワウリやズッキーニ、それでいて味はほんのりトマト。これはおいしいです。いくらフライパンを振っても崩れないし、炒め物には最適。
しかし残念ながらこの冬トマト、他の野菜さんたちに覆いかぶさって邪魔だったので、先日の収穫の際に刈ってしまったのでした。畝に転がった実はいまだに腐っている様子も萎れている様子もなく(うちの野菜さんたちの抗酸化力の高さのおかげかしら。笑)水々しかったので、あれを食べてもよさそうな気もするけれども。。。

こんなに真緑なトマトなんて食べたことがなかったので、冬だから旨いのか、夏の緑トマトでも旨いのか、いろいろと気になるところです。来年の夏に緑トマトを食べてみよう。それで、なんかしっくりこなかったら、晩夏に脇芽を次々にぶっさして冬トマトをたくさん育てるのです。
そう、来冬のはなの自然農園の目玉商品は「冬トマト」!斬新でしょ。


マクワウリの話がでたので、ついでに我が家の絶品『マクワウリのソテー』のレシピをご紹介。レシピという程のものでもないですが。

1. 厚めに輪切り
2. 塩を多めに両面にふる
3. 小麦粉を両面に薄くまぶす
4. オリーブオイルで焦げないように弱火で両面をじっくり「よく焼き」する

以上。簡単デラうまです。マクワウリが手に入った際には、是非お試しあれ。

ソテーはほんとに絶品なのですが、実はこの1品以外はなかなか「おいしいマクワウリの食べ方」というものが見つからずにいます。ググッてもレシピはあまりないし、近所のおばちゃんたちは煮付けにするか生で食べるかしかないと言うし、、、。
生はおいしくありません。メロンの代わりに、なんて言われていますが、味のしないキュウリという感じ。糠漬けにしてもいまひとつ、、、味噌汁にしてもなんかこう、、、揚げてみてもソテーのほうがいいやという感じ、、、、。細かく刻んで炒め物の具にすればまぁわりといける方、「きゅうりのカリカリ漬け」をマクワウリでやってみたら結構おいしかったがでもキュウリの方が断然いいという。。。。カボチャの煮もの的に濃い醤油味で煮付けてみたらどうかなーと思っていますが、、、、。マクワウリのおいしいレシピ、どなたか是非お知恵を・・・・。

ちなみに、我が家の下の子、芽生ちゃん(5ヶ月)が生まれて初めて食べた野菜は、なんとマクワウリです。
嫁さん曰く、「日本広しといえども、生まれて初めて食べた野菜がマクワウリって子は少ないと、いやいないと思うよー。えっへん!」 どうやら僕に負けず劣らず変わり者のようです。

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